自分の顔やスタイルに、コンプレックスを感じている人は多いですね。
自分の容姿について、全く何の悩みもない人の方が珍しいと思います。
しかし、世の中にはコンプレックスどころか、
「自分の顔が大嫌い!」って思っている人もいると言われています。
自分の顔に強い嫌悪感を持っている人は、 もしかしたら「醜形恐怖症」なのかもしれません。
醜形恐怖は、自分の顔や身体の部分を醜いと思ってしまって悩み続けてしまう精神障害の一種です。
鏡を見ることを強く拒絶したり、
逆にいつも鏡を見ていないと落ち着かないような場合もあります。
芸能人の中にも、十分にキレイなのにもかかわらず、
この醜形恐怖によって整形を繰り返している人がいるみたいですね。
この病状が悪化すると、人と会ったり見られたりすることが苦痛になって、
外に出ることが出来ずに、学校や会社にも行けず閉じこもりになってしまいます。
この醜形恐怖が現れてしまう原因は色々ありますが、
幼少の頃に親に言われた言葉や、 好きな人からの言動などがトラウマになっているケースがあるようです。
また、1人で思い詰めるあまり、
「みんなが私を見て笑っているんじゃないか?」とか、
「こんな私が近くにいたら嫌がられてしまう」と考えるようになり、病気が悪化してしまうケースもあるでしょう。
こういった醜形恐怖を克服するには、
やはり「今の自分を愛する」ことが大切です。
顔や姿がキレイでもキレイでなくても、ありのままの自分で良いのです。
生んでくれた両親、神様に感謝することも忘れてはいけません。
それでも醜形恐怖の症状が重い場合は、
やはり心療内科や精神科に行って、相談してみた方が良いと思いますよ。